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ベルトの色の中で一番少ないのがグレーです。こんなに素敵に自分を演出してくれるだけでなく、様々なオケージョンやスタイルに活用できるグレーベルトが、今まで少なかったことが不思議なくらいです。
大人の男を素敵に見せる魔法のグレーベルトを3本ご紹介します。
下から、FRYNN CORDOVAN STEEL STRAP/ ¥25,920-
センターにコードディテールを施したデザインストラップ。濃淡の2色グレーを上塗りして、ブラッシングで仕上げられています。スタイルを選ばない万能タイプ。カジュアルでもスーツでも綺麗に馴染みます。
中央は、BOGART CORDOVAN ASPHALT/ ¥29,160-
同様にブラッシングで仕上げ、ワックススレッドを施したアスファルトグレーです。半艶仕上げなので着用すると上品な洒落感が出ます。
一番上は、BOGART PACINO CORDOVAN STEEL/ ¥25,920-
フラットカラーのグレーは、おじさん感が出てしまうのでグラデーションカラーがコーディネイトには欠かせません。打刻ディテールが魅力のこのストラップも半艶仕上げなので、素材を選ばず素敵に使えます。
ベルトの表情はストラップエンドでも変わります。ラウンドタイプ優しい表情を与え、スクエアタイプはシャープなイメージになります。
★オンラインショップでご購入されるとき、モニターの違いで見えるカラーが少し明るく、派手かな?と思ったときがあると思います。店頭でも台の上に置いてお見せすると照明スポットがダイレクトにあたり、色はもちろん明るく見えます。初めてのお客様にはご説明させて頂いていますが、ベルト着用時には、上の画像の通り縦になります。すると色の彩度が落ちて絶妙な状態になります。スペインでの染色では、この着用時に綺麗に見えるように仕上げられています。どの色もフラットな状態で見たときに彩度が明るくても、着用時には少し沈みます。オンラインショップで少し明るく見えても、着用時の彩度は素敵に落ち付きます。
※スーツ着用時のベルトのベストな合わせ方※
昔から、ベルトと靴の色を合わせるのが基本と言われてきました。そして大勢の男性がその考え方を継承しています。エリオットローズロンドンのハービスショップでは年間約3000本販売しますが、購入された方々は、本当のベルトの合わせ方を熟知して帰られます。決して否定しているわけではありません。ベルトの基本として理解し、そこからベルトはどうあるべきかという意味です。
例えばグレーのスーツを着用した時、黒の靴に黒ベルトを合わせるとおやじ感が出てしまいます。その時はグレーのベルトを入れて、靴は黒でも茶系でも履くことが出来ます。つまり靴だけ色を孤立させた方が印象が良くなります。茶系の靴に茶系のベルトでは、色がリンクしすぎて「自分はルール通りで、頑張ってる感」が出てしまいます。
更に、ベルトは好みで選んではいけません。日本の男性はベルトに関してとてもナーバスになり過ぎるところがあります。「派手なベルト」と「個性があっても自分のスタイルに合うベルト」とは違います。ブランドベルトのようにバックルが存在感あり過ぎのものは、良いベルトと言えません。そのブランドを着用しているという満足感だけで、せっかくのまとまったトータルスタイリングがウエストラインの目立ち過ぎで台無しです。自分のスタイリングに合う表情のセットベルトを選ぶことが基本です。冬のシーズンは、普通のデザインのバックルでもクロームシルバーの鏡面バックルでは、コントラストが出過ぎてバックルばかり目立ってしまいます。今までそれで慣らされてきたのであまり気にならない方が多いのですが、とても悪い合わせ方です。でも百貨店やショップへ行ってもそのような組み合わせしか置いていません。時にバックルは、ガンメタリックカラーで表情を抑えたり、ブラックで存在を消したり、アンティークゴールドやシルバーで洋服の素材感と合わせることが大事です。エリオットローズロンドンが支持されるのは、そのバックルを選んで購入できて、いつでもその日のコーディネイトに合わせたバックルを付け替えられる事です。